毎年季節ごとに木津川を中心に植物観察会を行っています。 特に絶滅危惧種の保全を目指して長年の調査を行ってきました。 公開観察会は、会の行事として実施していますが、 特定植物の保全調査は、植物部会が中心で定期的に実施しています。 植物に興味をお持ちの方は、是非参加してください。 近隣の里山、特に普賢寺菰谷の里山農園近辺では、貴重な植物が見つかっています。 |
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木津川堤防や河川敷には、珍しい草花がたくさん見られます | |
木津川の貴重種メハジキとカワラナデシコです | |
河川敷での植物調査です | |
左のスズサイコを探して河原を歩きます | |
木津川上流のJR大河原駅から下流に向けて植物調査を実施しました。 | |
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桜開花前に木津川背割堤ののり面に咲くアマナを観察に行きます |
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国蝶オオムラサキの調査を行っています。 ここ数年,成虫は確認できていませんが これからも絶滅の危機(京都府準絶滅危惧種)にある生き物を見守ります。。 |
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オオムラサキ | オオムラサキ |
右はオオムラサキの幼虫
オオムラサキはタテハチョウ科の仲間ですが、 近年では、その食樹や成虫が吸蜜するクヌギ、コナラ、エノキの雑木林が激減しているために絶滅の危機にあります。 |
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オオムラサキの幼虫 |
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アサギマダラの羽に標識をして放蝶する。 渡りの実体を調べるために、ほとんど鱗粉の無い羽にマジックインクで日付と場所を書き込み放蝶します。次にこの蝶を捕らえた人は、この蝶が何日かけてどこから、どこまで飛んだかを知ることができます。このデータを全国的に集めて、アサギマダラの生態が解明されます。調査は1980年から、既に20年以上も続けられています。 |
アサギマダラはマダラチョウ科のチョウで、羽を広げると10pあり、アゲハチョウと同じくらいの大きさです。幼虫はガガイモ科のキジョランなどを食草としますが、成虫はヒヨドリバナなどで好んで吸蜜します。春には南(台湾など)から北(滋賀県など)へ、秋には北から南へと1ヶ月に1000qもの渡りをします。しかし、渡った先で生まれた個体が戻りますので鳥の渡りとは異なり片道の渡りです。 |
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ホソオチョウは30数年前に朝鮮半島から日本へ持ち込まれた外来の蝶です。現在では東京、神奈川、山梨、京都などで定着しているようです。 卵はウマノスズクサに産み付けられ、幼虫はこの葉を食べて成長します。 |
上はホソオチョウの成虫です。 右はホソオチョウの卵です
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ジャコウアゲハは日本の在来種で、雌(左)と雄(右)では色が異なります。木津川の河川敷では、食草のウマノスズクサを巡ってホソオチョウと競合をしています。 成虫はツツジ、ノアザミ、トベラなどを好んで吸蜜します。 |
夏休みの最後の日曜日魚とりを楽しみました。 木津川山城大橋下流・ワンド付近で子供たちと大人も童心に返って魚と戯れました。 木津高校化学クラブの水質検査、福井さんの木津川の魚の解説もあり、自然の大切さ有難さを満悦しました。 |
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2005年にはじめた魚獲りを今年も夏休みの最後の日曜日に開催の予定です。 |