木津川マラソン

神奈川から参加された74歳、全盲のご婦人が最終ランナーで完走(8時間20分)され『制限時間のない木津川マラソン大会だから、日本の大会で初めて完走できたうれしい』と喜んでおられました。伴奏してくださった八幡市のご夫婦をはじめ、最後まで応援して下さったスタッフ、ボランチアの皆さんもパワーをもらって元気いっぱい疲れも忘れて盛り上がりました。

ペースランナー、伴奏者の協力で高齢者や障害者も安心して完走できました。この笑顔!!生涯忘れられない体験が出来ました。
今回は雪でとても寒い朝でした。焚き火係にボランテアで初めて参加した70代のAさんは7時にベテランのYさんを手伝い、7個のドラム缶に火を起こし、マラソン終了の午後5時まで火が絶えないように見回り、木材を補給しておられました。完走した参加者が『生き返ったようだ』と喜こぶのを見て疲れも吹っ飛んだと言っておられました。 飴湯作りに参加したHさん、Mさんたちは大鍋にお湯を沸かし飴湯を作り、冷え切った選手をからだの中から温めました。約3000個の飴湯、作る側ももらう側も笑顔で快い一日でした。
につせい学園の生徒33人がボランティァでゴミ拾いに参加、本部のテントやコースのゴミを集めてくれました。マラソンコースでの給水、バナナくばり、トイレの設置、駐車場の案内、ボランチア550人の心温まる協力で木津川マラソンが完成しました。

早朝(5時半)からボランチアでマラソンコースの整理点検をして回った里山の会のMさんとOさんは、雪や小石がきれいに掃除されていた、また「最終看板を除去して回った時も食べかすのゴミが落ちてなく、皆が協力してくれるすばらしいボランチア活動のマラソンになったなー」と感動ひとしおでした。