まるかじり済州島 3日間
韓国ドラマ オールインを見ていて、そのロケ地に行ってみようということで済州島3日間ツアーに申し込みました。行程は次の通りです。
2010年10月20日 関空→済州島(さいしゅうとう チェジュド Jeju-do) 着後島内観光
龍頭岩
東門市場
三姓穴
2010年10月21日 島内観光
世界自然遺産 万丈窟
済州民俗村
ソブジコジのオールインハウス
世界自然遺産 城山日出蜂
サンぐムブリ
2010年10月22日 島内観光
天亭淵瀑布
柱状節理
世界自然遺産 漢拏山
済州島→関空
<「オールイン」の世界を求めて済州島に>
2003年に李炳憲(イ・ビョンホン)、宋慧喬(ソン・ヘギョ)が主役を務め韓国で50%以上の視聴率を記録した「オールイン」。日本でも放送され、2回も見てしまいました。
その「オールイン」の世界にどっぷりと浸れるのが、済州島(チェジュド)にあるオールインハウスです。
オールインハウスの建つ「ソブジコジ」という岬には本来、撮影に使われたイナ(李炳憲)の家と、スヨン(宋慧喬)が育った修道院と教会のセットがそのまま残っていたのですが、2003年に台風で全壊。その後「オールインハウス」というドラマパークがつくられました。
この「ソブジコジ」という奇岩でできた岬は、一年中強風が吹くことで知られており訪れた日も風が強く吹いていました。
あこがれの地に立ち李炳憲(イ・ビョンホン)と宋慧喬(ソン・ヘギョ)に逢うことが出来ました。満足、満足。
<耽羅国(済州島)発祥の地 三姓穴>
国家指定文化財史跡第134号に指定されている三姓穴(サンソンヒョル)は、太古に耽羅(済州道の古名)を創建した高(ゴ)氏、良(ヤン)氏、夫(ブ)氏の三神が湧出したと伝えられる場所です。三神人は狩猟生活をしながら捕らえた獲物を皮衣肉食として暮らしていたが、東海の碧浪国から五穀の種子と六畜を持って来た三人の姫と婚礼をした後、各々が生活の拠点として都を定めた、との事。
この三神人が出た穴は品の字の形をしているため、この穴の中には雨水や雪が入り込まない。また、周辺の木が穴の方を向いている姿がまるで三神人にお辞儀をしているように見えている。ここには樹齢5百年余の老松と楠、百日紅などがうっそうと生い茂り、都心の中に森を演出しています。
耽羅から済州に改称した経緯は次の通りです。耽羅国は、百済、新羅、高麗に朝貢、服属していましたが、高麗の時代、1121年には済州と改称しました。高麗に代わった李氏朝鮮は、1404年に星主、王子などの伝統ある称号を廃止し、1416年には済州牧使の下に県も設置した。これより内地(韓国では陸地という)と同様の地方支配体制となりました。
<世界自然遺産 城山日出蜂(ソンサンイルチュルボン sungsanilchulbong)>
「城山日出峰」は、島の東端にある10万年前の海底噴火によってできた巨大岩山であり、済州島(チェジュド)を代表する景勝地の1つ。直径600mの火口が100mほどの高さの断崖で取り囲まれており、城塞のような様相を呈しています。また、その内側は3万坪の広大な草原を作りだしています。このガイドの説明を聞いて海抜178m、頂上までの階段を上りました。入口から往復1時間程ですが、山頂からの眺めは、素晴らしいものでした。
<世界自然遺産 漢拏山(ハルラさん、かんなさん、Halla-san)>
漢拏山は、標高1,950m、韓国の最高峰です。済州島の中心分に位置しており、新生代第四期に起こった火山活動の結果として様々な火山地形が独特な景観を作り出しているとの事ですが、残念ながら麓から眺めるだけでした。頂上へは5ルートあるとの事でした。登ってみたいですね。
<世界自然遺産 萬丈窟(マンジャングル Manjanggul Lava Tuve)>
萬丈窟は、世界最長の溶岩洞窟で幅約5m、高さは5〜10mあり、洞窟奥までの総距離は13.4kmにも達します。洞窟が形成されたのは約250万年前で、済州道火山が形成される際に漢拏山噴火口より溢れ出た溶岩が海に流れ込み形成されたと言われています。観光客に公開されているのは世界一を誇る溶岩柱がある洞窟の約1キロ程度であり、地下宮殿のような内部景観は雄大荘厳で、石亀や洞窟天井の溶岩鍾乳石や壁の溶岩羽などが神秘的な地下世界を演出しています。
<柱状節理>
済州島にもこのような海岸があります。福井の東尋坊のそっくりですね。
<最後に>
2泊3日の忙しい旅行でした。しかしオールインハウスをはじめとしてあちこちに連れて行ってくれました。食事はいまいちでしたが、まあまあの面白い旅でした。次回は漢拏山の登ります。
2010/11/30 (カムサハムニダ ありがとう)
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