烏鎮に行ってみようということで杭州と上海を組あわせたツアーを申し込みました。ツアーといっても我々二人でした。行程は次の通りです。
2010年9月2日 関空→杭州 杭州市内観光（西湖遊覧、城隍閣にてのティータイム、河坊街、西湖之夜） 2010年9月3日 中国茶葉博物館見学 杭州→烏鎮 東柵景区観光、西柵景区観光 2010年9月4日 烏鎮→上海 森ビル、新天地、豫園観光 2010年9月5日 上海万博、南京東路散策 2010年9月6日 豫園、南京東路散策 上海→関空＜西湖で知られる古都 杭州＞
杭州は２回目（仕事で1回行っているので正確には３回目になりますが）です。西湖散策と遊覧船、、城隍閣、可坊街、中国茶葉博物館などを観光しました。西湖は、おおぜいの観光客で賑わっていました。遊覧船に乗り湖上から周辺の眺めを楽しみました。西湖十景の一つ、西湖に浮かぶ３つの島の一つが三潭印月です。この島の中にさらに４つの湖があります。三潭印月の3つの石灯篭は有名で中国人民元の１元紙幣の裏面にも使われています。高さ2メートル（水中に６メートルあります）で、800年前に作られたという。 ひょうたん形の塔に5つの穴が開いており、名月の夜に大きなろうそくを入れると、ろうそくの光が湖面に映り、月影とともに水面に揺らぐことから、「天上は名月1つ、水中は影3つ」という 幻想的な光景が繰り広げられる、ということです。
中国杭州の浙江料理の東坡肉（ドンポロー）を食してきました。これは豚の角煮（かくに）で、豚肉のばら肉（三枚肉）を１口大に切り、調味料や香味野菜を加えて柔らかく煮て調理したものです。
東坡肉との呼び方は、中国北宋代の詩人蘇東坡（蘇軾）の名によるものです。味が濃く、少しかたかったのですがおいしかったです。この東坡肉は沖縄県に伝わりラフテーとなり、長崎県では卓袱料理の東坡煮（とうばに）となりました。
＜江南水郷の一つ 烏鎮＞
上海と杭州の中間に位置し、京抗大運河の畔に開けた水郷で、古くから交通の要衝として栄えその歴史は約１３００年前の唐代にまで遡ります。宋代に入ると裕福な官僚や文人たちがここに集まり大きい賑わいを見せたと言います。
烏鎮には、水郷の趣を残す景区が二つあり、東側に１９９９年にオープンした東柵景区、約３ｋｍ離れた西側に２００７年にオープンした西棚景区で、ともに新しい観光地です。東棚地区は、人が住んでいて観光と生活が併存していますが、西棚景区は人の生活はなく観光地としのみ存在しています。ともに運河（東市河、西市河）をはさんで楼閣や古い建物が連なっています。観光は、何れも徒歩の範囲にあり、ゆっくりと散策できます。ホテルは通安客桟貴賓楼といい、西棚景区の中にあり、見た目は古めかしい外観、中身は近代ホテルでした。
＜上海 森ビル（上海環球金融中心）＞
世界一の高所にある展望所 上海環球金融中心ビルの１００階、地上４７４ｍにあります。ガラス張りの通路をまるで空の上を歩いているかの様。ギネスに登録されている最高所の展望台です。
流れている川は、黄浦江です（写真左から右に流れています）。目前に港があり、外国船が入港します。少し下流で長江に流れ込みます。
＜上海 豫園＞
以前一緒に仕事をしていた朱さんと新天地で待ち合わせ、その後豫園に行きました。上海小籠包で有名な南翔饅頭店で食事、美味しかったです。豫園は、江南古典庭園で有名。1559年頃から明代の役人である潘允端が１９年かけて造った私庭で、園内は５つの景観区と内園に分かれ、いくつもの堂楼とその間に配置された巨石は面白いです。
＜上海 南京路街＞
地下鉄の南京東路駅から人民広場駅までの間を歩きました。南京路街です。大勢の人で賑わっています。疲れたのでHaagen-Dazsでのアイスクリームタイムです。何処へ行っても大勢の人です。
＜上海世界博覧会＞
暑い、会場が広い、黄浦江をはさんで会場が2カ所（フェリーか地下鉄で河を渡る）、中国館や日本各館は４〜５時間待ち、人は思ったほど多くありません。このような中で、すいているパビリオン（ヴェトナム館、スリランカ館、ケニヤ館など）に入り涼みました。疲れました。早々に切り上げました。
一緒に写真をとろう、と寄ってきた中国人のお兄さん。
＜最後に＞
烏鎮の町並み、運河めぐりには満足しました。
上海の街中、上海世博はガイド無しで歩きました。世博は歩き疲れました
南翔饅頭店の小籠包、南京路街のアイスクリームはおいしかったです。
朱さんにも会えました。
面白い５日間でした。
2010/11/30 謝謝大家（ありがとう）