コースの見所

@落羽松(別名ヌマスギ)
 明治初期にアメリカでの世界万博に行った伊藤熊夫が持ち帰ったもの。
H棚田風景
 池や湧き水を利用して山腹の緩い斜面に作られた小さい区画の水田が広がる。曲がりくねった畦が美しい風景を残している。
A三角点204m
 地図を作るときの基準点。このコースに3箇所あり、約3時間でまわることができる。

I三国境
 京都・奈良・大阪の府県境。京都府には
5つの三国境がある。 その1

B竹薮の道 
モウソウチク、マダケ、ハチク、ヤダケ、メダケなどが見られる。ヤダケは弓の矢に使用されていた。

J クヌギ林
どんぐりの木、クヌギの大木。夏にはカブトムシや、クワガタムシが樹液を吸いに来る。

C二月堂礼拝所
大仏殿や二月堂、奈良市が遠望できる。

K 朱智神社  
793年の創建。最近まで祇園祭の「榊」送りが行われていた。
D花崗岩
 約
8000万年前、地中深くで固まった岩
L三角点(高ケ峰)
京田辺第2位の高所305 m 。地元では吹上と呼び風の強く吹くところ。
E最高地点(千鉾山311)三角点
 大阪の堂島での米相場を旗振りで旗振山(交野)→千鉾山→天王山(大山崎)→伏見に伝えた中継点であった。
M石垣の道 
急斜面に家を造るため、きれいに高く積まれた石積みの道が続く。白い石は花崗岩、黒い石は輝緑岩(
きりょくがん)花崗岩のマグマに取り込まれた岩石。
F 笠上神社
瘡を病んでいる人の治癒祈願の信仰があった。広場から奈良方面、山城南部が一望できる景勝の地。

N板碑(鎌倉時代の様式)
 天正
18年(1590)の16仏、33仏などの一石多尊の珍しい石仏。他に鎌倉時代の様式を残している五輪塔もある。

F不動明王坐像
 如来が姿を変えて人々を救うために必死になっている姿を現しています。ですからすごい形相になっています。
オオタカの飛翔
 短い翼と長い尾の猛禽類で、食物連鎖の頂点に立っている。  ここの上空で滑空が見られるかも。
G不整合
 古い時代に出来た岩石や地層の上に、ずっと新しい時代の地層が乗っているところ

オオムラサキ
 日本の国蝶。エノキの葉の下で幼虫で越冬、クヌギの樹液が成虫になると必要、
6月に飛び回る。山城地方で現在唯一生育が確認されている。